外壁塗装と張り替え
外壁塗装と張り替え
見た目が古くなってしまったり、経年劣化を起こしている外壁に対しては、外壁塗装を専門会社に依頼をすることで、美観を保つことが可能になります。サイディングを用いている住宅の場合で、単色カラーの外壁の場合は、そのまま色見本から選んだ色の塗料で全面を塗る方法が一般的です。
外壁塗装の実例の中では最も多い1色での再塗装になりますが、もしもサイディングが窯業製など柄や多色が使われている外壁の場合は、単色カラーでリフォームをしてしまうと、完成後は以前よりもチープ感が出てしまう可能性は否定できません。塗装と張り替えの2種の方法から選択することはできるので、柄入りの外壁や天然のタイルやレンガなどを採用しているサイディングの場合は、塗り替えではなく張り替えを検討する方法も良い効果を齎します。サイディングの張り替えにおいては重ね張り工法で使える素材が各メーカーから多数販売されているので、古い外壁材を撤去せずに済ませられること、廃棄物が出ないこと壁の厚みが少し増すことによる断熱性の向上もメリットになります。
外壁塗装の特徴とは一体どのようなものか
住宅を所有している場合には、定期的に外壁塗装をしておいた方が良いかもしれません。その理由は、これをすることにより耐久力が伸びるからです。これは、ペンキを塗るのと少し異なり外壁塗装の特徴と言えるかもしれません。例えば、シリコン系の塗料を塗装した場合ですが、普通のペンキを塗るよりも15年ぐらいは長持ちします。なぜこのように長持ちするかと言えば、特殊な素材を使っていることに加えて、重ね塗りを行うからです。一般的には下塗り中塗りそして上塗りといった3段階に分けて塗装をするため、外からの雨風にも強くなっているのが特徴と言えるでしょう。
このように耐久力を上げるメリットは、単に住宅の寿命を長くするだけではありません。日本は地震大国と言われており、毎年のように大きな地震がどこかで発生していますが、耐久力が高いことで大きな地震が来ても耐えられるだけの住宅にすることが可能です。それ以外に個性があるとすれば、シリコンやウレタンなどを始めとする様々な塗料の種類から選べることです。